10月4〜7日、FIAジュニアラリー選手権第6戦ラリー・カタルーニャが開催される。今年で43回目を迎えるこのイベントは、昨年は3月末に開催されたが、今年は2003〜2005年の開催時期に戻り、秋の爽やかな空気に包まれてのイベントとなるだろう。
ラリー・カタルーニャの舞台となるカタルーニャ州は、スペイン南東部のフランスとの国境付近の一帯で、北には雄大な自然やウインタースポーツの名所を抱えるピレネー山脈、南にはコスタ・ドラダに代表される美しい海岸線を有し、スペイン有数のリゾートエリアとして知られる。今年も昨年と同じく、カタルーニャ州の州都であるバルセロナから南西約100kmに位置するサロウの町がラリーの拠点となる。サロウの中心部から500mほど北に行くと、ヨーロッパ最大級のテーマパークに数えられるポルト・アベンチュラがあり、そこにラリーのヘッド・クォーターが置かれる。
ラリー・カタルーニャでは、サロウを擁するタラゴナ郡の内陸部の山間に敷かれた峠道がSSとなる。他のターマックイベントに比べ格段に滑らかな舗装と広い道幅から、ラリー・カタルーニャは最高速のWRCイベントに数えられる。マシンもそれに合わせ、グラベル(非舗装路)イベントのものから大幅に様変わりし、車高を思い切り下げタイヤのグリップを有効に使うセッティングが施される。とはいえ、どのドライバーも各コーナーで積極的にイン側の路肩をショートカット走行するため、コーナーによっては走行ラインが前走車に散らかされた砂利で覆われ滑りやすくなり、ドライバーとコドライバーの判断力を試すだろう。
LEG1とLEG3の各SSは、昨年設定されたSSと同一かそのマイナーチェンジに留まるが、LEG2に含まれるコル・デ・グロウとラ・セラ・ダルモスの2区間(※どちらもリピートするのでSS数としては4つ)が今年新設されている。また、JRCの舞台となるのは7度目で、前回の開催は2005年。スズキスイフトスーパー1600にとって久しぶりに踏むスペインの大地となるため、スイフトスーパー1600とクルーの両者には緊張を強いるイベントとなりそうだ。
スズキスポーツヨーロッパからはポイントランキング1位のウルモ・アーヴァ選手と同2位のP-G・アンダーソン選手、それにヤン・モルダー選手をあわせた3選手が、スズキスイフトスーパー1600を駆って今回のラリーに臨む。
4日木曜19時半、サロウの紺碧の海を臨むように設置されたポディウムでのセレモニアルスタートで幕を開くラリー・カタルーニャは、翌5日から3日間にわたり18個のSS(競技区間)を走り、7日同じポディウムで終幕を迎える。総走行距離1,359.96km、SS合計距離352.87km。
前回のラリー・ドイチェランドに引き続き、難しいターマックコースに挑むスズキ勢の活躍にご期待ください。
スペイン
時差:日本より 7時間遅れ
サマータイム:3月最終日曜日午前1時〜10月最終日曜日午前1時
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